organic cottonの栽培
ひえばた園では2016年より【コットン栽培】もはじめました。
とやまで創業110年の「ねむり家」大郷さんの熱い想いに賛同し
一緒に国産綿を栽培し、枕や布団を作って販売しています。
なぜコットン?
中山間地域で自然栽培米を栽培している私たちは
『安心出来て健康的な衣食住』を発信していくことを目指しています。
衣の部分のオーガニック栽培は日本国内でもまだまだ未開発の部分です。
常に身にまとっている綿もすべて輸入しています。
その綿がどのように作られているかも私たちに情報は届いてません。
綿という作物は世界で一番といっていいほど様々な農薬がかけられています。
世界の殺虫剤の25%はコットン畑で使われていると言われており、枯葉剤を使って機械で収穫されています。
作っている農家が被害を受けているし、土壌も被害を受けています。
土壌の中の微生物も死んでしまいます。
そして、枯れた土地になります。何も育ちません。
綿は肥料などあまりない土地でも育ちます。この特性をもっているのもニクイですね。
私は現代の大量生産、大量消費の服を見ると上のような景色が思い浮かんでしまいます。
綿の栽培が世界の農家を苦しめている。
インドの綿農家には自殺者までいる。
という現状は知っていました。
しかし、自分たちが綿を作ることは考えてもいませんでした。
そんなある日、私たちは大郷さんから、
「綿を作ってみませんか?」と誘われ、大郷さんの熱意に惹かれ
休耕田で綿の栽培に踏み切ったのです。
休耕田で景観用の蕎麦を栽培しているよりよっぽど社会に伝えられるものがある。
という思いもありました。(蕎麦植えていても収穫の手間かけられないしね)
そして、動物の被害を受ける野菜なんかは、作れない。という事情もありました。
今まで被害に受けて痛い思いをしているので綿だったら大丈夫。という確信もありました。
しかし、雪も降る富山の中山間地で収穫出来るかが心配でした。
つづく
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