2018年5月25日金曜日

富山県魚津市の地元小学生が綿を植えに来てくれました!

こんにちは!ひえばた園です。
今の時期、田んぼと綿植えが目白押し!で
色んな出来事があり
心も身体も頭も追いつかない季節です。

我が母校、松倉小学校の5、6年生が畑に来てくれました!
和綿の苗をみんなで植えました^_^

みんなの着ている綿製のお洋服やお布団も畑から出来るんだよ〜
とお話したあと、約200個定植

母校は、今年統廃合で廃校になるので、
とれた綿で何か記念品を作られる予定です
🌟
廃校最後の年、少しでも子供達の記憶に残るものにしたいです。
次は、夏休みにお花見と摘心に集まってくれます~❁❁❁


2018年5月23日

チェーン除草機をつくる その1



ひえばた園 鉄工所での作業

自然栽培農家ならではの機械
チェーンを使っての除草機を新たに作るため
部品となるチェーンを切る作業
妻の実家は鉄工所でして
一緒にお父さんも手伝ってくれました。
お邪魔しましたでやんすm__m
出来た除草機は現場で大活躍をしています!
今まで手による除草、八反どり、乗用除草機、手押しの除草機、などなど
あらゆる除草を試してきましたが、
チェーン除草に最終的に戻ってきました。
また、報告します。

Work at the HIEBATA FARM garden ironworks
Machine of the weeding only in the natural cultivation farmhouse
Work to cut a chain becoming the part
The parents' house of the wife is ironworks
Father of the wife helped me!
Thank you very much.

#チェーン除草 #自然栽培#鉄工所#第一工業
#美味しい#お米づくり#除草の適期
#確かなものづくりを目指して#先輩





ひえばた園 オンラインショップ
オンラインショップはこちらから
http://shop.hiebata.farm/

2018年5月21日月曜日

ひえばた園のお米が美味しい秘密


ひえばた園の苗!
見て!
「根っこ」が強い!
今年の苗良い出来
近所のオジイにも
褒められる苗です。


Seedlings of HIEBATA FARM
LOOK! 
THE Strong plant!
Good seedling of this year
Also in the neighborhood ogii
It is a seedling that can be praised.

#苗
#農家
#米
#rice
#organic
#strong plant

2018年5月19日土曜日

僧ヶ岳の残雪絵~ひえばた園からの眺め~

こんにちは!ひえばた園です。

今日もひえばた園のお米でみんなを笑顔に!
と、皆さんの喜んでおられる姿を思い浮かべ
農作業に邁進しています。

富士山で、農作業を始める時期を告げる春の風物詩として
農鳥が出現したとニュースで放送されました。

富士山に現れた残雪
http://www.uty.co.jp/news/20180511/4178/

可愛い残雪絵!
初めて知りました。

日本どこの地域でもこういう風習ってあったんだ~
と知り、日本ならでは、お米の国ならではの言い伝えだな~
と感動しました。

ひえばた園が小さい頃から見ている、
富山の新川地域からきれいに見える「僧ヶ岳」でも、田植えを始める目安の残雪絵があります。

馬をひくお坊さん。
よーく見ないと見えてこないのですが
馬とお坊さん、猫もいます。大入道ってのもいます。

この絵が見える頃になると田植えシーズンに入ります。

ひえばた園は平地より標高が少し高い所にあるので
田植えも稲刈りも少し遅い時期に始まります。




大入道って?と思い、検索してみると、
wikipedia情報「名称は大きなの意味だが、地方によって姿は実体の不明瞭なのようであったり、僧ではなく単に巨人であったり、様々な伝承がある。坊主(僧)姿のものは大坊主(おおぼうず)ともいう。また大きさも人間より少し大きい2メートルほどのものから、のように巨大なものもある。
人を脅かしたり、見た者は病気になってしまうとする伝承が多い。キツネタヌキが化けたもの、または石塔が化けたとする話もあるが、多くは正体不明とされている。」

日本全国に残っている伝説のなか、富山県での言い伝えは、
黒部峡谷に16体もの大入道が現れ、鐘釣温泉の湯治客たちを驚かせた。身長は5〜6丈(約15〜18メートル)で、七色の美しい後光が差していたという。後光という特徴がブロッケン現象における光輪と共通することから、温泉の湯気に映った湯治客の影を正体とする説もある。

ということです。
大入道、というまぼろしなのか、実態のあるものか、
わからない所が謎めいていていいですね。

富山は熱心な仏教信仰者が多く、
また、山岳信仰の土地です。
田植えの目安に
お坊さんが出てくるらへんが
富山ならではだなぁ、、と
改めて感じた春でした。

田植えは、神ごとですが、仏にも見守られて田植えをした。
という有り難いこと極まりない。ということが伝わってきます。



黒部峡谷や立山は神々が住んでいると言われており、
何度も登山していますが、そういった雰囲気を感じます。
近くに大きな力を感じる山、懐の深い山があり
実際に台風や災害から守ってくれている山に感謝です。

ひえばた園は大きな自然のちからを借りてお米を作り、
皆さまにそのお米を食べてもらえ、喜んでもらうことが喜びです。

さー!お昼モリモリ食べて頑張るでー!!



皆さまに魂入ったお米をお届けしたい!☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
お米のご注文はこちらから!
ひえばた園 オンラインショップ
http://shop.hiebata.farm/


2018年5月18日金曜日

コットン栽培 2016~これからの話

2016年春

本やネットからの情報を集め、手探り状態で綿の種を植える。
現在日本で栽培している農家は殆ど皆無
という時代になってしまったので
ハラハラしながら植える。

2016年夏

東北、関東の綿農家や団体に研修に行く。
綿栽培の実際を見る。話を聞く。

どんどん成長する綿は実をつける。
動物の被害もなし!
作業は畝周りに生える草を刈るのみ。
私たちに合う作物を見つけた~(∩´∀`)∩

2016年秋無事に収穫

秋の晴れた日、綿が弾けました!

綿の収穫は富山でも出来る。ということが実証できた!!

そして、大きく発芽率の良い種も自家採種出来ました。

年々、富山の気候に合った種となっています!
種ってその土地の気候や環境に順応していくんやよ~。
すごいよねー☻☺

2017年は不作

全国的な秋の長雨により富山の私たちの畑も被害にあいました。
収穫は半分以下に。
露地植えで栽培しているので天候に左右されます。
雨や風には弱いコットン。
フッワフワだもんね、おひさま好きやよね…

2018年春始まりました!

今年度も綿の種を植えました。北陸最大級の面積になる予定です!
ポットで種を苗にしてから植えます。
もみがらくん炭入りの苗床にしています。
綿は直根性(にんじんとか大根みたいな根っこ)なので、
根を大事に大事に守りながら植えます。








環の広がり!!

わたしたちの本気な想いが伝わって、

小学生に綿の授業をしたり

地域の大学に「わたくり機」を開発してもらったり 

まだ、内緒ですが、ワクワクすることが進んでいます!

小さな私たちですが、大きな想いを持っています!

今まで何度か挫けそうになって、失敗もしながらきました。

自分たちを信じていくのだ!

どうぞ応援してください☆



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ていねいに作られた綿のまくら
布団も承ります。🙇



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2018年5月3日木曜日

コットン栽培もしています

organic cottonの栽培

ひえばた園では2016年より【コットン栽培】もはじめました。
とやまで創業110年の「ねむり家」大郷さんの熱い想いに賛同し
一緒に国産綿を栽培し、枕や布団を作って販売しています。

なぜコットン?

中山間地域で自然栽培米を栽培している私たちは
『安心出来て健康的な衣食住』を発信していくことを目指しています。
衣の部分のオーガニック栽培は日本国内でもまだまだ未開発の部分です。
常に身にまとっている綿もすべて輸入しています。
その綿がどのように作られているかも私たちに情報は届いてません。
綿という作物は世界で一番といっていいほど様々な農薬がかけられています。
世界の殺虫剤の25%はコットン畑で使われていると言われており、枯葉剤を使って機械で収穫されています。
作っている農家が被害を受けているし、土壌も被害を受けています。
土壌の中の微生物も死んでしまいます。
そして、枯れた土地になります。何も育ちません。
綿は肥料などあまりない土地でも育ちます。この特性をもっているのもニクイですね。

私は現代の大量生産、大量消費の服を見ると上のような景色が思い浮かんでしまいます。
綿の栽培が世界の農家を苦しめている。
インドの綿農家には自殺者までいる。
という現状は知っていました。
しかし、自分たちが綿を作ることは考えてもいませんでした。

そんなある日、私たちは大郷さんから、
「綿を作ってみませんか?」と誘われ、大郷さんの熱意に惹かれ
休耕田で綿の栽培に踏み切ったのです。

休耕田で景観用の蕎麦を栽培しているよりよっぽど社会に伝えられるものがある。
という思いもありました。(蕎麦植えていても収穫の手間かけられないしね)
そして、動物の被害を受ける野菜なんかは、作れない。という事情もありました。
今まで被害に受けて痛い思いをしているので綿だったら大丈夫。という確信もありました。
しかし、雪も降る富山の中山間地で収穫出来るかが心配でした。


つづく


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山の「いざらい」は危険と隣合わせ


こんにちは、田んぼに水を運ぶための作業、「いざらい」をご紹介します。
「いざらい」とは富山弁で用水掃除のことで、三月下旬~四月上旬にかけていたるところで行われています。冬の間、落ち葉や土砂で詰まった用水路を手作業で上げていきます。
今日はこのいざらいのレポートです。


春作業は「いざらい」から始まります。
この作業、崖の上の作業で一歩間違うと谷へ落ちてします。
過去には死者も出た。との噂も。

こんな危険と隣合わせのいざらいですが、これをしないと
田んぼへ水を回せない重要な仕事です。
町で田んぼをしている人も、山のいざらいがないと、下まで水は来ません。

このいざらいの大切さ、主人から教えてもらうまで、知りませんでした。
時には、雪が多く、木が折れていたり、ひっくり返っていたら、
1日、2日では終わらず、
重機で何とかしなければいけません。
今年はどうだろう…皆、何も無いことを祈りながら山に入ります。
そして、人手が必要です。
草を刈り、用水に溜まった泥を上げ、何キロも歩きながらの作業です。
田んぼをしていく人が少なくなるということは、
田んぼに関わる全ての仕事をする人が少なくなるということ。
地域の問題を考え、解決していかなければ
田んぼをしたくても出来ません。
私たちは美味しいね~!と喜んでもらえるお米づくりを続けていく為
この大きな問題に立ち向かっていくしかありません。
普段以上に「いざらい」の時期になると考えさせられます。

そんな大変なことしかないのか。と思う程の「いざらい」ですが、
途中には小さな生き物たちとの出会いがあり
いざらいから帰ってきた夫は「今日は○○いたよ~」と
町では出会えなくなってしまった生き物たちに喜んで帰ってきます。



村総出で、田んぼを守ります。さっちゃん、きみちゃんも(70歳を超える超人!)
豊富な雪解け水、湧き水

タニシ

かに
ちょっとヘマしたら、崖に落ちて大惨事な場所です。
なので、土地の事を知っている人や体力がある人でないと怖い場所…
ドドドー!!!
今年も水が流れて行きます!
喜びの瞬間!!!