ひえばた園です!
やっと天気が良くなり稲刈りが出来ます!
この天気が続きますように!
さて、9月から来年2月まで新米時期に
ふるさと納税の品として当園の「自然栽培はさがけコシヒカリ」が
出品されています。
10,000円以上の寄付で2.5kgのお米が届きます!
来年からも良い稲作りをして皆さまに喜んでいただけるよう
どうぞ応援よろしくお願いします。
魚津市ふるさと納税こちらから
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/16204/263739
2018年9月19日水曜日
2018年9月3日月曜日
お米の特徴が出る!成分ーアミロースー
こんばんは!
明日、天気予報どおりであれば富山には午後には台風が直撃すると
言われています。黄金色の稲たち、実を沢山つけた綿たち、育苗ハウス、
大丈夫でしょうか。。。
大自然の脅威には為す術もなく、私たち人間は無力だと感じる災害の多い夏です。
田んぼ全体をバリアで守りたい!
ついでに街も、日本全体も、
立山連邦のやまやま どうか守ってください。
今日は、前回お伝えした中のお米の美味しさを決める要素
の一つ、でんぷん「アミロース」についてお伝えします。
美味しさに関わってくると説明しますが、
あくまでも一つの要因となるもので、
「美味しい」を決める要素は成分だけではなく
様々なことが関係して
あなた自身が決めることです。
私たちがここで成分がどうでああで、
なんて説明しなくとも
お店で出会ったお米や
おじいさん、おばあさん家族や親戚が作ってくれている
お米が美味しいんだ。と思うのも自由です。
まだまだ、
私はこの農家さんのこの土地で作られた、
美味しいお米をこだわって作ったお米を
食べたい。という方は少数派なのかもしれませんが
私たちがどのように作っているか、
お米にも、数値で表されている部分があるので
多方向からお伝えしたいと思って書いています。
正直なはなし、どんなふうに伝えたらお米に注目してもらえるか
食べてみたい!って思っていただけるか
色々工夫しているということです。
多くの要因の中でも、様々な方が本やHPなどで
アミロース含量が低いほど、
食味が良いと言っておられます。
高いと、ご飯が固く、粘りは弱くなります。
アミロースとはデンプンのことです。
アミロペクチンとアミロースの2種類のデンプンがお米に含まれています。
アミロースがほとんどなくて、アミロペクチンからなるお米はもち米です。
アミロース値が高めのお米の品種といえば
「インディカ米」です。タイ米と呼ばれたりしている細長い品種のお米です。
ひえばた園が栽培しているお米で言えば、
どちらかというと他の品種より高めなのが「ササニシキ」です。
パラパラっとしていて、もちもちとした感覚と逆の性質をもっています。
この性質に合う料理もあります。例えばチャーハン、ピラフ、カレーなど
用途に合わせてお米を選ぶという食べ方も楽しいですね
脱線しますが、毎年行われているお米の美味しさを競うコンクール「全国食味分析鑑定コンクール」では、食味値を機械で測定し、官能検査といって、試験する人が何人かおられて、実際に食べて比べて美味しい!と思ったお米が高い評価を受けます。
ササニシキは食味は良いのですが、官能検査で印象深い味を与えにくいため、
この品種で高得点を得るには、かなり熟練した栽培方法が関わってきます。
それに比べてコシヒカリはもちもち感と味、存在感が人に美味しいと思わせる品種になっています。
このように、品種や、栽培時期、生育温度で左右されます。
アミロース値は20%以下が理想といわれています。
H29度のひえばた園のお米は18.2~19.7%でした。普通からやや良い分類です。
去年は登熟する秋に雨が多く、温度が低かったのが影響したのでしょうか
今年のお米はどうかな・・・期待します!
なので、私たちは毎年、食味値測定の結果を知りお米の出来を測っているところもあります。
今年の結果が出ましたらご報告しますね^^
参考文献:佐々木 泰弘 ポストハーベスト技術で活かすお米の力 一般社団法人 農山漁村文化協会 2016年 第1刷発行
ご興味あるかたには、こちらを
専門家のお話 平野博之(東京大学大学院理学系研究科
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3084
明日、天気予報どおりであれば富山には午後には台風が直撃すると
言われています。黄金色の稲たち、実を沢山つけた綿たち、育苗ハウス、
大丈夫でしょうか。。。
大自然の脅威には為す術もなく、私たち人間は無力だと感じる災害の多い夏です。
田んぼ全体をバリアで守りたい!
ついでに街も、日本全体も、
立山連邦のやまやま どうか守ってください。
今日は、前回お伝えした中のお米の美味しさを決める要素
の一つ、でんぷん「アミロース」についてお伝えします。
美味しさに関わってくると説明しますが、
あくまでも一つの要因となるもので、
「美味しい」を決める要素は成分だけではなく
様々なことが関係して
あなた自身が決めることです。
私たちがここで成分がどうでああで、
なんて説明しなくとも
お店で出会ったお米や
おじいさん、おばあさん家族や親戚が作ってくれている
お米が美味しいんだ。と思うのも自由です。
まだまだ、
私はこの農家さんのこの土地で作られた、
美味しいお米をこだわって作ったお米を
食べたい。という方は少数派なのかもしれませんが
私たちがどのように作っているか、
お米にも、数値で表されている部分があるので
多方向からお伝えしたいと思って書いています。
正直なはなし、どんなふうに伝えたらお米に注目してもらえるか
食べてみたい!って思っていただけるか
色々工夫しているということです。
多くの要因の中でも、様々な方が本やHPなどで
アミロース含量が低いほど、
食味が良いと言っておられます。
高いと、ご飯が固く、粘りは弱くなります。
アミロースとはデンプンのことです。
アミロペクチンとアミロースの2種類のデンプンがお米に含まれています。
アミロースがほとんどなくて、アミロペクチンからなるお米はもち米です。
アミロース値が高めのお米の品種といえば
「インディカ米」です。タイ米と呼ばれたりしている細長い品種のお米です。
ひえばた園が栽培しているお米で言えば、
どちらかというと他の品種より高めなのが「ササニシキ」です。
パラパラっとしていて、もちもちとした感覚と逆の性質をもっています。
この性質に合う料理もあります。例えばチャーハン、ピラフ、カレーなど
用途に合わせてお米を選ぶという食べ方も楽しいですね
脱線しますが、毎年行われているお米の美味しさを競うコンクール「全国食味分析鑑定コンクール」では、食味値を機械で測定し、官能検査といって、試験する人が何人かおられて、実際に食べて比べて美味しい!と思ったお米が高い評価を受けます。
ササニシキは食味は良いのですが、官能検査で印象深い味を与えにくいため、
この品種で高得点を得るには、かなり熟練した栽培方法が関わってきます。
それに比べてコシヒカリはもちもち感と味、存在感が人に美味しいと思わせる品種になっています。
このように、品種や、栽培時期、生育温度で左右されます。
アミロース値は20%以下が理想といわれています。
H29度のひえばた園のお米は18.2~19.7%でした。普通からやや良い分類です。
去年は登熟する秋に雨が多く、温度が低かったのが影響したのでしょうか
今年のお米はどうかな・・・期待します!
なので、私たちは毎年、食味値測定の結果を知りお米の出来を測っているところもあります。
今年の結果が出ましたらご報告しますね^^
参考文献:佐々木 泰弘 ポストハーベスト技術で活かすお米の力 一般社団法人 農山漁村文化協会 2016年 第1刷発行
ご興味あるかたには、こちらを
専門家のお話 平野博之(東京大学大学院理学系研究科
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3084
2018年9月1日土曜日
お米のおいしさに関係してくる要素まとめ
こんにちは!
ひえばた園の田んぼにも、25年ぶりの巨大な台風が近づいてきており、
早生品種「てんたかく」の刈り取りは大丈夫か心配しております。
美味しいお米を作るには様々な要素が関わってきます。
農家としてこの要素に気をつけて大切に丁寧に作っています。
①品種・産地・栽培方法
低アミロース品種の選択、
過剰なチッソ肥料をやらない、
稲刈り時に熟しすぎて胴割れをしてしまわないよう適期に収穫する、
早朝の収穫をしない
②乾燥・調整
胴割れを起こさない乾燥(0.8~1.0%/h)
炊飯時の水浸われ粒抑制のための過乾燥の防止
適正な粒の厚さ選別
③貯蔵
品質劣化や害虫・カビの発生を招かない温度・湿度管理
④精米
砕けたお米が発生しないよう抑制
過度な米温上昇の抑制
搗きすぎてしまわないようにする
⑤炊飯
過度な洗米
米量・加水量の丁寧な秤量
蒸らし直後の撹拌
明日、天候の条件などが合えば、刈り取りします。
ひえばた園では自然栽培田では肥料をやらず、
減農薬田でもチッソ肥料は極力抑えてある優秀な肥料を使っています!
(市内スーパーなどで出る野菜くずやカニなどから作られた魚津清掃公社さんの有機肥料を使用しています。)
次回からのブログでは、
美味しさに関わるこの要因について詳しく語っていく予定です。
みなさまをマニアックなお米の世界へ~
参考文献:佐々木 泰弘 ポストハーベスト技術で活かすお米の力 一般社団法人 農山漁村文化協会 2016年 第1刷発行
ひえばた園の田んぼにも、25年ぶりの巨大な台風が近づいてきており、
早生品種「てんたかく」の刈り取りは大丈夫か心配しております。
美味しいお米を作るには様々な要素が関わってきます。
農家としてこの要素に気をつけて大切に丁寧に作っています。
①品種・産地・栽培方法
低アミロース品種の選択、
過剰なチッソ肥料をやらない、
稲刈り時に熟しすぎて胴割れをしてしまわないよう適期に収穫する、
早朝の収穫をしない
②乾燥・調整
胴割れを起こさない乾燥(0.8~1.0%/h)
炊飯時の水浸われ粒抑制のための過乾燥の防止
適正な粒の厚さ選別
③貯蔵
品質劣化や害虫・カビの発生を招かない温度・湿度管理
④精米
砕けたお米が発生しないよう抑制
過度な米温上昇の抑制
搗きすぎてしまわないようにする
⑤炊飯
過度な洗米
米量・加水量の丁寧な秤量
蒸らし直後の撹拌
明日、天候の条件などが合えば、刈り取りします。
ひえばた園では自然栽培田では肥料をやらず、
減農薬田でもチッソ肥料は極力抑えてある優秀な肥料を使っています!
(市内スーパーなどで出る野菜くずやカニなどから作られた魚津清掃公社さんの有機肥料を使用しています。)
次回からのブログでは、
美味しさに関わるこの要因について詳しく語っていく予定です。
みなさまをマニアックなお米の世界へ~
参考文献:佐々木 泰弘 ポストハーベスト技術で活かすお米の力 一般社団法人 農山漁村文化協会 2016年 第1刷発行
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